田中将大、復帰戦白星で飾る

ヤンキースの田中将大が現地時間21日のブルージェイズ戦で右肘靭帯部分断裂のリハビリを乗り越え、75日ぶりにメジャーのマウンドに上がった。本拠地で5回1/3を5安打1失点4奪三振無四球と好投し、7月3日のツインズ以来となる13勝目をマークした。マウンドを降りる際には、ファンのスタンディングオベーションを受けるなど、改めて田中将大のニューヨークでの人気を実感した。田中将大は、昨シーズン楽天イーグルスのエース投手としてシーズン24勝を達成した。CS、日本シリーズでも大活躍してチームを初の日本一に導いた。今シーズンからアメリカの名門ニューヨークヤンキースに移籍し、開幕からローテーションの一角として活躍していた。しかし、右肘靭帯部分断裂が発覚しトミー・ジョン手術をするのではないかと言われたが、手術は回避しリハビリに励んでいた。今日の登板で周囲の不安を一掃した。ジラルディ監督は「（２１日の）登板がうまくいけば、また先発させる」と明言したため、次回の登板も期待できそうである。試合後の会見では「久しぶりでしたが、全体的になかなか良かったんじゃないかと思います。まずはホッとしている部分があります」と、柔らかい表情で復帰登板を振り返った。日本のエースが帰ってきました。負けない田中将大をファンの方は楽しみにしているでしょう。

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