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白井健三団体戦の悔しさを糧に金メダル? [スポーツ]

10月7日、中国・南寧で行なわれている世界体操選手権男子団体決勝で、日本男子は、わずか0.1点という僅差で敗れ、銀メダルにとどまった。団体戦のすべての最終演技者である張成竜(鉄棒)の得点が出たあとの、日本チームの表情が、雄弁に内心を物語っているようだった。日本のエース内村航平はぽかんと口を開けたあとに苦笑いを浮かべた。田中佑典は、いやいや、と言うように首を振り続けた。そして加藤凌平の表情は、感情を押し殺しているかのようでもあった。世界選手権36年ぶりの金メダルはならなかった。加藤、内村、白井健三の3人で臨んだゆかで日本は好発進のスタートをきった。第5ローテーションまで逆転を許さず、0.991点差のトップで最終種目の鉄棒を迎えた。加藤の得点は伸びなかったものの、田中が15.266とまとまりのある演技をしてつなぐと、内村は完璧な演技で締めくくる。15.400。何度もガッツポーズを見せたのは、手ごたえの表れだった。しかし、頂点に立ったのは中国だった。田中は自身のツイッターで「開催国だから。とか、雰囲気が。とか、プラスαなんかいらないんだよ」と思いを吐露。白井も自身のツイッターに英語で「僕は怒っている。日本が真の勝者だ」とつぶやき、「Gold」と書かれたメダルを内村が下げている加工写真とともに投稿した。日本チームの悔しさが伝わってきます。11日、12日の種目別決勝では若きエース白井健三に団体戦の悔しさを晴らして欲しいです。


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