フィギュアスケート中国杯で羽生は閻涵と激突し流血する怪我を負った。
会場は一時騒然となったが2人とも立ち上がり、フリースケーティングに
臨んだ。二人とも棄権かと思われたが羽生は包帯を巻いて出場した。
満身創痍の中、4回転ジャンプに2度挑むなど死力を尽くして滑り切った
羽生に観衆は大きな声援を送った。減点が5つあったものの4回転が2つ
認定され、FSの得点は154.60点。SPが82.95点のため合計237.55点と
なり一時暫定トップになった。得点が出た瞬間、羽生結弦選手は号泣し、
会場からは大きな拍手や歓声があがった。
結果は準優勝だが、それ以上の感動を羽生は日本国民に与えた。
最後まで諦めないまさに勝負師の姿だった。
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